実際に見た夢の話。
またもやDRRR!!
そして激しくネタ。
帝人がショタでシズちゃんがお父さんです。
これ見てやばいと思った人は何も見なかったことにしてこのブラウザを閉じてください。
ってかどうしてあんな夢を見た私!!
玄関から響くチャイムの音で静雄は眼を覚ました。
時刻は11時過ぎ。もはや朝とは呼べない時間帯であるが、本日の仕事は夕方からなので何ら問題はない。
ぼーっとした思考でそんなことを考えていると、再びチャイム音。そこで漸く静雄はこの家に客が訪れているという事実を認識した。
元々の寝起きの悪さに加え快眠を邪魔されたことによる苛立ちで低い声が出る。
「誰だ?」
本日の来客の予定はない。
不規則な時間帯で生活をしていることから静雄に用があれば必ず携帯の方に連絡がいく。だがそれもない。
ピンポーンと三度間をおいてならされるインターホン。
なにはともあれ出ないことには仕方がない。
宅配員か郵便の書留か。何故静雄の所にそんなものが届くのかは分からないが、どうせそんなところだろうと、静雄はろくに身支度も整えず、ベッドから起きたそのままの格好で玄関へ向かった。
そして無言でドアを開けた。
外には誰もいなかった。
ピキリと一つ、静雄の額に青筋が浮かぶ。
「白昼堂々ピンポンダッシュとはいい度胸じゃねえか……。」
頬が引き攣り顔が凶悪なそれへと変化していく。
「あの……」
怒りは湧けども対象がおらず、ふつふつとフラストレーションを常人よりもはるかに速いペースで溜めている静雄の耳に、男とも女とも判別がつかない、子供特有の声が飛び込んできた。
「あ?」
そちらに顔を向けると、小学校に入るか入らないかくらいの少年がビクリと大きく身体をはねさせていた。
だがそれも仕方のないことである。何故なら少年の方を向いた静雄の表情はいまだ怒り冷めやらぬままのものであったからだ。さながら少年には地獄の悪鬼に睨みつけられる思いだったであろう。普通の子供であれば間違いなくトラウマものである。
少年に怯えられたことで自分の失態に気付いた静雄は、あー、と一つ唸ってしゃがみこんだ。子供と接するときは目線を同じくらいにするといいと弟が(ドラマで)言っていたのを思い出したからだ。
「どうした?」
なるたけ優しく問いかけると、多少恐さは抜けたのか、子供はおずおずと一枚の紙切れを静雄に差し出した。
「あの、ここはこのひとのおうちですか?」
受け取った紙切れには、確かに自分の名前。画数が若干多めな自分の名前が読めないという事実に微笑ましさから頬を緩ませると同時に、ピンポンダッシュなどではなかったことにやっとのことで思い至った。
「これは俺の名前だ」
言葉で以て肯定してやれば、少年は最初怯えていたのが嘘のように破顔した。
しかし、邪気の欠片もないその笑顔に癒される前に、静雄はもう少し考えるべきだったのだ。何故こんな子供が自分を訪れたのかを。
「じゃあ、ぼくのおとうさんですね!」
「は?」
少年の口から何の迷いもなく飛び出てきた言葉に、静雄はそれはもう見事に固まったのだった。
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シズちゃんは身に覚えがないけど、間違いなく帝人君はシズちゃんの子供なんだよ。シズちゃんサイテーだね。
最低なのは私の頭です。マジでごめんなさい。